手紙家くま 熊谷哲心ホームページ 路上詩人 |
プロフィール |
「広島本通商店街」で路上ミュージシャンとして弟と活動を始めた23歳。 路上パフォーマンスの開放感と緊張感は、ある種の麻薬的な快感を熊谷に与え、寝食を忘れて没頭する事になる。 しかし......月日の経過と共に上達する弟。 かたや弟の演奏に付いていけなくなった熊谷。あえなくコンビは解消。 陰鬱な心持ちで過ごす毎日。 路上の魅力は熊谷の後ろ髪を強く引き、歌以外で自分に何か出来る事は無いか...... 暗中模索の日々の中で『路上詩人』という存在を知り、自分の心に浮かぶ言葉をハガキにしたため路上販売を始める。2003年秋の頃だった。 ある日、路上でハガキを売る熊谷に衝撃的な出来事が起きる。 道端に座る熊谷の元を「少年院からさっき出てきた」という母娘連れが訪れた。 興味深げに展示作品を見渡した少女は「アタシに何か書いてや」と、当時の熊谷にとっては「突拍子もない事」を求められる。 母娘の語る「少年院」という言葉に若干の戸惑いを覚えつつ、何を書いたら良いものかと思案しながら、少女の話を聴く。 友達の事、家族の事、学校の事、社会の事。 そして自分の事.......... 悩みぬいた末に、彼女に対して熊谷の想う言葉を書いて渡したところ、母娘二人から溢れ出る感謝の言葉と涙。 歌唱では伝え切れなかった想いを、手紙にしてしたためる。 この出来事以来、『あなたを見て手紙(うた)書きます』というパフォーマンスを研ぎ澄まし、確立させていく事になる。 以後、『路上手紙人(うたし)くま』と名乗り、手紙書きおろしパフォーマンスを中心に、ステージパフォーマンス、イベント出演、個展、グループ展などで活躍。 20014年、現在の『手紙家くま』に改名。 全国各地で、即興手紙書き下ろしイベントや大筆パフォーマンスも積極的に披露。 子供向けの「筆遊びワークショップ」も開催している。 現在、日本全国を巡る路上書きおろし旅『5000人で手をつなぐプロジェクト』を開始。 今後の手紙家くまの活動に益々ご期待、ご注目下さい。 手紙家くま ―熊谷哲心(熊谷哲也) 広島市在住 昭和54年生 (広島観音高校卒業/広島修道大学卒業) 転勤族の家庭で京都府にて生まれ、全国を転々とした後、広島に根を下ろす。 手紙のみならず独特の書体を活かした看板製作、店内装飾、ロゴ制作、ウェルカムボード制作等。 多岐に渡る才能を開花させた、新進気鋭の手紙作家、書家、パフォーマーである。 |
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